サンゴ修復イベント

〜きれいな海とサンゴを残しましょう〜

十数年前までは、「奄美の海はサンゴ以外に何があるの?」と聞かれる位、大型のテーブルサンゴがそこら中にありました。しかし、1998年のサンゴの大量白化現象によりサンゴのほとんどが死滅してしまいました。
最近ではオニヒトデの大量発生によりさらに加速化しています。その他にも赤土流入や水質の悪化などの影響もあります。

私達海を愛するダイバーにできる事はいったい何でしょうか、という事からこの活動を始め、5月から少しづつ実施しています。

10月9日(日)「よいこダイビングリゾート」(龍郷町芦徳)は奄美大島の倉崎ビーチで、サンゴ修復活動を行いました。奄美大島で初めての試みです。
地元ダイバーと東京や福島から参加の15名のダイバーによって行われました。
サンゴ修復は事前に学科講習を受け、水中ではバディ二人一組での活動が基本作業です。
学科講習の後に陸上で修復作業のシュミレーション
さあ、準備万端!
エントリーです!
一人がワイヤーブラシで固定先の岩を清掃し、もう一人が破損サンゴと固定用のボンドを用意して修復します。
修復したサンゴには、日付とサンゴのサイズ、名前を書いたプレートを付けるので、1ケ月後、3ケ月後、半年後、1年後と修復された破損サンゴの成長が楽しみです。
今回は15人のダイバーで約50個の破損サンゴを修復しました。
最後は海の中のゴミ拾いをして終了。
「できる事から始めてみましょう!」という事からスタートしたこのイベント。
それは自然に対するダイバーのほんの少しの思いやりです。
この活動は随時開催していますので、
奄美の海を再生しようと思う方は参加して下さい。
今回御協力いただきました、東京のNaish.D.C様、福島のダイブハウス様
ありがとうございました。サンゴの成長を楽しみにして又見に来て下さいね。
10/12の南海日々新聞、10/13の大島新聞にも掲載されました。