孝行したい時には親は無し

親孝行したいと思う時にはもう親がこの世にいなくて、親孝行をしておくんだったと
悔やみ嘆く人が多い。親孝行は親が存命中にしておくべきだったという川柳。

ボートダイビングでポイントまで行っていざ潜ろうという時に、オヤ?アレ?と思う事。多くの場合その原因は、器材の不備・忘れ物にある。エントリー前に気付けばまだいいのだが、ダイバーの中にはウエイトを付けずにエントリーして、海の中でようやく気付くツワモノもいる。ビギナーはそんな事でパニックになったりするから、器材のチェックはやり過ぎる程入念にやっておこう。例えば器材のチェックリストを作っておいて、電車の運転手よろしく指を差し、大声で確認。バディ同士でチェックすればよりカンペキだ。
ところがビギナー同士がバディを組むと、見事なまでに同じものを同じように忘れてしまう事がある。そんな心配のある場合は、夏の日差しが容赦なく照りつける日でも、ボートに乗る前に全装備を身につけてからポイントに向かう。それでも忘れるという人は、家を出る前に全て装備して集合場所に向かうしかない。そのまま飛行機に乗ってスチュワーデスに爆笑されようとも、潜ってから四苦八苦する事を思えばなんてことはない。

好評発売中! 定価630円   成瀬昇吾 著